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Dr.タコの外来小咄 (262号)

今年は暖冬で雪が少ないです、それは大変有難いのですが、雪かきしないので運動不足になって太りました。スキー大会が中止になったり、かまくらつくりに苦労したり、何事にも両面あるという自然のあり方を、本当に教えられます、トホホ。

身と心をストレッチ

「うちの父さん、最近車をぶつけてから自信をなくして、運転やめるって。足腰も弱ってるから散歩もしないし、家にこもって寝てばかりになって」
「そうですか、ちょっと出かけるにも車を使うから、都会よりも田舎の方が歩く量が少ないって言いますからね」
「どうしたらいいんでしょうか」
「まずは家の周りの散歩から初めて、徐々に距離を伸ばすのがいいでしょうね」
「でもやるかしら、付き合いもないし、何回いっても聞かないし」
「お二人で歩けばいいじゃないですか!」
「え~まさか」
「ご夫婦で歩いてる方、結構見かけますよ、まず隗より始めよです」
硬くなったからだと人間関係をほぐすいいチャンスです

二億四千万の薬

「こないだ転んで腰痛めて、整形外科にいったんだす」
「そうですか」
「はい、いろいろ検査してもらったす」
「じゃあ痛み止めは貰ってるのかな?」
「いや、もらってねえす」
「薬は出てないの?」
「んにゃ、出てらすよ、ほら、あの青くて丸っこいの一つもらってらす」
「あのねえ、世の中にどんだけの薬があると思ってるんですか!お薬手帳とか処方箋とかないのかな」
「ねえすな」
「何の薬だって言われました」
「さあねえ・・・」
それだけお任せで生きられるのもある意味すごいです

ヨーグルト、よく食うと?

「ここ1ヶ月くらい、ズーと下痢気味なんですよ」
「長いですね、何か変わったもの食べていませんか」
「いいえ、でもラーメン食べると下痢しやすいかな」
「だったら控えればいいですね、あと、牛乳もね」
「牛乳は一発で下痢するので飲んでません、ヨーグルトは食べるけど」
「それも控えた方がいいんじゃないですか」
「そうか、ここ1ヶ月毎日2個ずつ食べてるんです」
「えっ、そんなに好きなんですか?」
「いや、カラダにいいと思ってね」「・・・」
インフルエンザ予防といって子どもにヨーグルトを食べさせて、下痢してスキー大会で不調だったという話しも聞きました、なんでそこまで

テストの珍解答

そんな題名の本があり、面白くて結構売れているようです
試験中に考えあぐねて、苦し紛れに、あるいは真面目に勘違いして、とんでもない答えを書く
小学生から高校生まで、笑えます、自分もそうでしたし
問診票の「既往歴」のところにも珍解答を見つけます
「心呼吸(深呼吸)」「高年期(更年期)」いろいろです
「食中毒、ピンキロバクターによる」
正解はキャンピロバクターですが、指摘するのも野暮なので、笑いをこらえていました

転載:月刊東洋療法 262号
公益社団法人 全日本鍼灸マッサージ師会

Dr.タコ  昭和40年生まれ、慶應義塾大学医学部卒。田んぼに囲まれたふるさとで診療する熱き内科医。

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