トップ > お知らせ一覧 > Dr.タコの外来小咄(がいらいこばなし)266号

Dr.タコの外来小咄 (266号)

カナダの少年が、星座とマヤ文明の都市の位置との関連に気づいて、新たな都市の発見につながった、というニュース。まだまだ世界には七つならぬ不思議がありますね。子どもと同じに、まっさらな無垢な視線で世界を見ていきたいですね!

外来の七不思議

「感心ですね、毎日三回きちっと血圧はかっていて」
「はい」
「ただ不思議なんですけど」「フシギ?」
「もうとっくに薬切れていますよね」
「ええ、時々のみ忘れてるんだと思うんですけど」
「のみ忘れても血圧だけは忘れずにきちんと測っている」
「・・・」
「理解できませんな、しいていえば、薬飲まないとどれだけ上がるかチェックしているのか?」「(笑)」
パンツ下げないでトイレするのと同じくらい無理がないでしょうか

病気という揚げ物

「先生、まためまいがしてきました」
「どんなかんじですか?」
「こう、あたまがぶらーとするような」
「天井がグルグルではない?」
「んだす、そんたにひどぐはねえすな」
「まあ以前調べて脳も耳も異常ないようだから、心配なものではないでしょうけどね」
「んだすか?だいじょうぶだすか」
「うん、症状は確かにあるんだけど、それをこれくらいの大きさとすると、周りに心配という衣をつけて、恐れという油であげちゃってるから、すごく大きな”病気”という天ぷらになってるんですな」
「はあー?」
自分を含めた患者さんの人間観察から得たレシピです

ナチュラル・コロン

老人ホームで回診中
「◯◯さん、こんにちは、お変わりないですか~」
聴診器を当てていると「◯▲□X◆◎△・・・」
「んっ、今なんか言いました?」
「わだばしょんべんくせがらやだべせんせい?」
「???」
すると付き添いのスタッフ
「私はオシッコ臭いから嫌でしょう先生、ですって」
「ハハハ、全然気になりませんよ、だいじょうぶ、気にしないでね」
ある意味人間本来の天然自然の香りですからね(大◯はたまにキツイですけど)
外来で香水プンプンの奥様のほうがよほど具合悪くなります、ボクは変態かな?

とっとこハム太郎

「きょうは久しぶりに家を出て歩いてきたので、息が切れますね」
「そうでしょう、ずーと冬の間、家にこもって寝たり起きたりだもの」
「でも雪があって出かけるのコワイしおっくうで」
「家の中でももちろん運動はできますけどね、TV体操も見てるだけの人が多いし。うちにハムスターいますけど、すごいですよ彼らは。かごの中で一生懸命に走ってる。誰にも言われてないのにね」
休みたい欲があるとして、からだを動かしたい欲もあると思うんですけどね

転載:月刊東洋療法 266号
公益社団法人 全日本鍼灸マッサージ師会

Dr.タコ  昭和40年生まれ、慶應義塾大学医学部卒。田んぼに囲まれたふるさとで診療する熱き内科医。

PAGETOP