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Dr.タコの外来小咄 (267号)

子どもたちによる田植え体験があります、泥にはだしで立ち苗を大事に植える。大地や地球と直接繋がるのだと思います。これはアーシングと言って健康法でもあります。素足で地面に足裏をつける、静電気を放電などと理屈つけていますが、やってみればわかります、すごく安心する感覚。

良い習慣と悪い習慣

「最近痩せたんじゃないですか?なにかやってるんですか」
「ええ、ちょっとダイエットしようと思って」
「どういうふうにですか」
「いままでは、毎日キチンと10時と3時におやつを食べていたんですが、それをやめたんです」
「・・・(唖然)」「ダメですか?」
「だめですかって、糖尿病があって三度の食事も気をつけなければという人が、日に二回も間食してるほうがダメに決まってるじゃないですか。第一『キチンと』というのは良い習慣につける言葉だと思うんですけど!」
これからは毎日キチンとお散歩してくださいな

イチジョウ(一畳)マン

「いい陽気になりましたから、運動しましょうね」
「どういう運動がいいんですかね、ジムとか通ったらいいですかね」
「そんなお金かけなくてもいいですよ。ウォーキングが一般的ですけど、その気になれば、たたみ一畳のスペースがあれば大蓋できますよ」
「タタミイチジョウですか?」
「ええ、腕立て、腹筋、スクワット、例のダンベル体操から今はやりのコアトレーニングまで、仕事の合間に部屋の中で10分もやればくたびれますよ」
「そうですか・・・」
あと、これが一番大事ですけど、ヤル気、ですね

心のギブス

「ギブスしてどうしたんですか」
「こないだ玄関の前で転んでしまって、手首と腰の骨を折ってしまったんです」
「それは大変でしたねえ」
「ええ、それでここ一ヶ月家で安静にしていたら具合が悪くなって」
「どうしてですか」
「家にコモってなにもしないでいたら、あれこれ考えて、心配で夜も眠れなくなってしまったんですよ、それで安定剤もらおうと思って」
心も折れないようにギブスが必要ですね

エナジーループ

「こないだスピード違反で捕まっちまってさ、減点だよまったく腹立つなあ」
「それはご愁傷さま」
「あんなところでさあ、他の人だって結構飛ばしてるし、思い出すたびにハラワタが煮えくり返るよ」
「いいこと教えようか。ある事象があってそれに怒りを感じると、怒り物質なるものが生成されて、血液を通して全身に運ばれる」
「なんだそれ」
「面白いのは、その物質は90秒で消失するそうだ」
「オレはもう3日も経つのにこんなに怒ってるぞ」
「そこだよ。過去の記憶を思い出してそれをネタに怒りを繰り返し感じてるのさ。目の前にない、記憶や思考で感情的に反応するのは、人間だけにできる芸当だ」
考えても結論が同じなら、そんな記憶解き放してしまえってこと

転載:月刊東洋療法 267号
公益社団法人 全日本鍼灸マッサージ師会

Dr.タコ  昭和40年生まれ、慶應義塾大学医学部卒。田んぼに囲まれたふるさとで診療する熱き内科医。

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